いわてのお米Q&A

Q1 お米の種類にはどんなものがあるの?
こたえ 大きく分けて、普段ごはんとして食べる「うるち米」、おもちやお菓子を作るときに使われる「もち米」に分けられます。
 また、「うるち米」の中には日本酒を造るために使われる「酒造好適米」という種類のお米もあります。
 それぞれお米(品種)には名前があって、岩手県ではいろいろな品種が栽培されています。
うるち米 :金色の風、銀河のしずく、ひとめぼれ、あきたこまち、どんぴしゃり、いわてっこ、かけはし、ササニシキ など
もち米  :ヒメノモチ、もち美人、こがねもち
酒造好適米:結の香、吟ぎんが、ぎんおとめ

Q2 「品種」って何ですか?
こたえ 「品種」とは、ある一つの農作物で、遺伝的な体のつくりや性質が同じものの単位を指します。
 イネの場合、背の高さや葉の長さ、穂の出る時期、病気に対する強さ、米粒の形や味などいろいろな特徴が品種を区別する目印になります。日本で登録されてお米の品種は、28年3月31日現在で839あり、このうち、ごはん用の品種は270くらいです。

Q3 岩手県の最高級品種「金色の風」について教えて?
こたえ ひとめぼれ 岩手県では、平成17年から、全国にたくさんのブランド米がある中で、どの品種にも負けないお米を作ろうと育種を始めました。岩手県生物工学研究センターが開発した「美味しさの遺伝子を特定する技術」により、DNAマーカー選抜という手法を用いて選抜を行いました。
その結果、「ふわりとした食感」と「豊かな甘み」、そして「変わらない粘り」という特徴を持つ、岩手県産米の最高級品種として「金色の風」を開発しました。
このお米は、平成29年秋にデビューします。

Q4 岩手県が開発した「銀河のしずく」について教えて?
こたえ  岩手県では、平成18年から、寒さや病気に強い「奥羽400号」を母に、コシヒカリと同じくらい美味しい「北陸208号」を父に交配し、品種の育成を始めました。
約10年の歳月をかけて「透明感のある白さ」と「バランスのとれた食味」、そして「食感は、いつでもかろやか」という特徴を持つ「銀河のしずく」を開発し、平成28年秋にデビューしました。
このお米は、岩手県が開発した品種で初めて、米の食味ランキング(参考品種)で最高評価の「特A」を取得しました。
特A A’ B’
特に良好 良好 基準 やや劣る 劣る

Q5 いわてのオリジナル品種「いわてっこ」について教えて?
こたえいわてっこ米袋のカット   いわてっこ米袋のカット 「いわてっこ」は平成3年に、「ひとめぼれ」を母に、「こころまち」を父に交配し、育成してきた品種で、平成13年にデビューしました。
特に、夏が低温になった時のことを考えての耐冷性(低温への抵抗力)の強さと、カビの仲間が原因の病気の「穂いもち」への抵抗力の強さが特徴です。
「ひとめぼれ」と「こころまち」の特徴を受け継いでいるので、おいしさも自慢です。

 
Q6 いわて純情米の代表「ひとめぼれ」について教えて?
こたえ  ひとめぼれ うるち品種の「ひとめぼれ」は、平成3年に、「初星」を母に、「コシヒカリ」を父にして、宮城県で開発された品種です。お米の光沢が美しく、美味しいことから、出会った途端に“ひとめぼれ”するような品種という意味をこめて命名されました。
岩手県では、「ひとめぼれ」は県中南部を中心に栽培されており、お米全体の約7割を占めています。米の食味ランキングで、県南産のお米は最高ランクの「特A」評価を22回受けていますし、県中産のお米は28年産米で始めて取得しました。

Q7 米の食味ランキングって何?
こたえ  一般団法人日本穀物検定協会というところで、各都道府県のその年に生産されたお米について、炊飯したごはんを実際に試食して、「米の食味ランキング」として発表します。
ランキングの仕方は、標準米(18年産から複数産地のコシヒカリのブレンド)とおおむね同等のものが「A’」、基準米よりも特に良好なものが「特A」、良好なものが「A」、やや劣るものが「B」、劣るものが「B’」として評価されます。

特A A’ B’
特に良好 良好 基準 やや劣る 劣る

平成28年産米では、「県南地区ひとめぼれ」と「県中地区ひとめぼれ」が「特A」にランキングされました。「県南地区ひとめぼれ」は22回目、「県中地区ひとめぼれ」は初めてのランキングになります。
また、「銀河のしずく」は、参考品種として2年連続の「特A」にランキングされました。

 
Q8 「いわて純情米」って品種の名前ですか?
こたえ  品種の名前ではありません。岩手県内で次の約束を守って作られたお米を、品種の区別なく「いわて純情米」と呼ぶことにしています。
・きちんと正しい種子を使って栽培されていること。
・田んぼで作業した日にちや、使った肥料、農薬の量など作業の記録をきちんと残していること
・収穫したお米は農産物検査を受けていること

 岩手県のお米の作付面積は56,600ha(東京ドーム(建築面積)のおよそ12,000個分)で、ひとめぼれ、あきたこまち、いわてっこなどいろいろな品種が栽培されています。

Q9 お米の名前(品種名)ってどうやってつけるの?
こたえ  イネの品種は、国や各都道府県の農業研究センターなどで育成されます。品種の名前は、地域の特徴(コシヒカリ、あきたこまちなど)を付けたり、品種の親の名前(ササニシキなど)をもらったりします。
また、親しみやすい名前を一般の方々から募集して名前が付けられる場合があります。「銀河のしずく」や「いわてっこ」、「吟ぎんが」、「もち美人」は一般の方から付けて頂いた名前です。

Q10 うるち米ともち米の違いと見分け方を教えて?
こたえ  まず、目で見て分かる違いは、「うるち米」は透き通った粒をしていますが、「もち米」は白くて不透明な粒をしています。
それから、でんぷんの質に違いがあります。うるち米はアミロースとアミロペクチンがおよそ2:8なのに対して「もち米」は、アミロペクチンのみでアミロースを含んでいません。
なので、ごはんにした時には、ヨードチンキを使うと色の違いで区別できます。お米のでんぷんがヨウ素溶液と反応して、うるち米は青紫色に色が付きますし、もち米は赤紫色に色が付きます。ヨウ素でんぷん反応といいますが、化学実験で試してみてはいかがでしょうか?

HOME > いわてのお米Q&A > こたえのページ1〜10