いわてのお米Q&A

Q11 もち米(ヒメノモチ、もち美人等)は、どのように使われているの?

こたえ  岩手県は、全国3番目にもち米の生産が多い県で、ヒメノモチ、もち美人、こがねもち、カグヤモチという品種が栽培されています。
もち米は、皆さんご存じの赤飯やおもち(生もち、切りもち)になるだけではなく、あられやおかき、和菓子の材料に使われています。

Q12 お米の品種改良はなぜ必要なの?

こたえ  岩手県の米づくりは、冷害との戦いでした。ですから、寒さや病気に強い品種を作るために品種改良をしてきました。今では、寒さに強く美味しいお米として、「金色の風」や「銀河のしずく」を開発しました。
品種の育成は、お母さんとなる「めしべ」とお父さんとなる「花粉」を選んで、交配、選抜、固定という作業で優良な株を選び出していくため、長い年月が必要になります。どんな品種でも交配で稔った“1粒”の種から始まっています。

Q13 赤や黒い色のお米があるのですか?
こたえ  はい、あります。それは、古代米と呼ばれる黒色や赤色の米です。黒米は、玄米の色が黒色で、もち米が多いのが特徴です。おはぎの起源で、古くから祝いの米として大切にされています。
また、赤米は、玄米の色が赤褐色で、うるち米が多く、赤飯の起源と考えられています。日本にはじめて伝わったのも、この赤米であると言われています。

Q14 お米は、いつからつくられているのですか?
こたえ  一般には、米づくりを始めたのは今から2,300年ぐらい前の弥生時代といわれています。
日本でもっとも古い水田の遺跡は、宮崎県で見つかっており、今から約2,400年前のものといわれています。
岩手県では、奥州市江刺区で見つかった約2,000年前の反町遺跡があります。

Q15 なぜイネは水の中で育てるのですか?
こたえ  イネは、畑でも育てることができるのですが、田んぼで育てることによるさまざまな利点があります。そのうち主な3つを紹介します。
まず、1つめには、連作障害が発生しないことです。連作障害とは、同じ作物を連続して栽培すると土壌環境が変化し、作物の生育不良や収量低減、病害発生が確認される現象です。同じ稲でも、畑で栽培すると数年で連作障害が発生します。
また、2つめには、山から流れてくる川が、山々の養分を運んでくるからです。
さらに、3つめには、水は空気に比べ、温度の変化が少ないことから、寒い時には田んぼに水をたくさん入れておくことで保温され、冷害の予防に役立てることができます。
そして、このようなイネにとっての利点のほかに、田んぼは大量の水をためる機能があるので、洪水や土砂崩れを防いだり、トンボやカエルなど生き物たちの大切なすみかも提供したりと、豊かな環境づくりにも役立っています。

Q16 イネを育てるときに気をつけていることは何ですか?
こたえ たくさんありますが特に気をつけていることを紹介します。
(1)田んぼの土づくり(土づくりによりその年のできぐあいが左右されます。)
(2)田んぼの雑草の管理(雑草が多いとイネが大きくなれずに負けてしまいます。)
(3)病気や害虫の退治(害虫が原因で枯れてしまうこともあります。)
(4)雑草や害虫への農薬の使い方(使用時期や使用回数に、決まりがあります。)
(5)田んぼの水の管理(生育に応じて水を切ったり、寒さに備えて深くしたりします。)
イネは寒さに弱いので、夏の低温や、日照不足で生育が遅れたりします。したがって、毎日の天候の変化や、イネの様子などよく観察しながら育てなければなりません。

Q17 岩手県ではいつ頃田植えや稲刈りをするのですか?
こたえ  岩手県の田植えは、5月中旬から下旬にかけて行われます。イネを栽培する農家では田植えの時期を決めて、種の準備や種まきの作業の計画を立てます。
また、稲刈りは、9月の下旬から10月の中旬までに行います。刈取り時期のめやすは、もみの色で判断しますが、穂の80%から90%のもみが黄色くなった頃が刈り取りの一番の良い時期となります。

Q18 岩手県ではお米はどれくらい作られているのですか?
こたえ  イメージカット 平成28年には56,600haの田んぼで、イネが栽培されました。
このうち、主食用のお米は47,100haで栽培され、25万4千トンが収穫されました。
品種別には、ひとめぼれが約37,500ha、あきたこまちが約8,000ha、いわてっこが約2,400ha、新品種の銀河のしずくが146haとなっています。

Q19 作況指数って何ですか?
こたえ  お米の作柄の良否を表す指標で、その年の10アール当たり平年収量に対する10アール当たり(予想)収量の比率で表します。
10アール当たり平年収量は、水稲の栽培を開始する前に、その年の気象の推移や被害の発生状況などを平年並みとみなすなどして、その年に予想される10アール当たり収量が決められています。
岩手県の28年産米の10アール当たりの平年収量は534kgで、作況指数は102でした。

Q20 特別栽培米ってどんな作り方をしたお米ですか?
こたえ  特別栽培米は、岩手県の標準的な農薬の成分回数(岩手県では1成分を1回として、全部で16回)と化学肥料の窒素成分を50%以上減らしてイネを育て、そのうえで確認を受けたお米をいいます。
標準的な栽培に加えて、食べる皆さんにさらに安心して頂けるようにと作られているお米です。
このほか、岩手県では、農薬の成分回数を10成分回数以下にして栽培する「限定純情米」にも取り組んでいます。
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