いわて純情米の栽培・生育状況
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【いわて純情米の栽培】

平成29年の水稲栽培・生育概況
各農業改良普及センター調べ

○水稲の刈取状況

平成29年9月29日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 9月29日現在、県全体で15%の水田で刈取りが終了しており、平年と比較して17ポイント遅い刈取割合である。刈取始期は9月27日頃と推定され、平年よりも2日遅れている。
2 地帯別には、北上川上流が14%、北上川下流が16%、東部が9%、北部が6%となっており、特に東部および北部で刈取りが遅れている。
3 管理のポイント
 

(1)

刈遅れは着色粒・胴割粒等など品質低下の原因となるので、適期に刈取りを行うこと。
  (2) 倒伏した圃場では、作業速度を遅くし、刈分けにより品質確保に努めること。
  (3) 収穫時期は日没が早まるので、計画的に作業をすすめ、農作業安全に心がけること。
  (4) 籾の乾燥は二段乾燥を心がけ、玄米水分15%以下に仕上げること。
  (5) 自然乾燥では、乾燥期間は2週間以内とし、乾燥が不十分な時は乾燥機で仕上げること。


▼地域区分

地域区分図
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○水稲の出穂状況

平成29年8月10日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 8月10日現在、県全体で84%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流84%、北上川下流87%、東部62%、北部64%である。
2 県全体の出穂始期(10%出穂)は8月1日頃(平年差:−2日)、出穂盛期(50%出穂)は8月6日頃(平年差:±0日)であり、出穂は平年並であった。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月10日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、低い確率が50%と予想されている。
  (2) 開花終了後は間断潅がいを基本とする。早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30〜35日経過してから完全落水とする。
  (3) 斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「多」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を徹底すること。
  (4) 穂いもちの重要な伝染源となる上位葉(止葉、次葉、第3葉)への発生は、ほぼ平年並であるが、上位葉での葉いもち多発時には確認次第直ちに防除を実施し、穂揃期1週間後まで7〜10日間隔で茎葉散布による防除を実施すること。
  (5) 刈取時期に関する今後の情報に注意し、適期収穫できるよう、コンバインや乾燥調製施設の清掃・整備を行うこと。


▼地域区分

地域区分図
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○水稲の生育状況

平成29年8月4日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 8月4日現在、県全体で37%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流35%、北上川下流41%、東部20%、北部11%である。
2 県全体の出穂始期(10%出穂)は、平年より2日早い8月1日頃と推定される。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

出穂・開花期間は最も水が必要な時期なので、田面が露出しないよう湛水状態で管理する。開花終了後は間断潅がいを基本とする。
  (2) 東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月3日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が50%と予想されている。
気温が高い日が続く場合(概ね日中30℃以上、夜間23℃以上)、高温による玄米品質の低下を回避するため、積極的な水の入れ替えにより地温の低下を図る(特に夜温の低下に努める)。用水の状況から可能な場合、掛け流しを行うことも有効である。
  (3) 早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30〜35日経過してから完全落水とする。
  (4) 斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「多」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を徹底すること。
  (5) 穂いもち病は基本防除を徹底するとともに、必要に応じて追加防除を実施すること。


▼地域区分

地域区分図
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平成29年6月23日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 6月第1半旬〜第3半旬は気温・日照時間とも平年を下回っていたが、6月第4半旬以降は気温・日照時間とも平年を上回っている(図1)。
2 県全体の生育は、草丈31.2pで平年より8.4cm短く、茎数は364本/uで平年より少なく(平年比83%)、葉数も7.6葉で平年より少ない(平年差-0.8葉)。(表1、2)
3 県内の生育は、6月上中旬の低温少照のため、移植時期や栽培方法により圃場ごとの生育差が大きいようである。目標茎数(20〜30本/株程度)を確保した圃場では、土壌の還元化を抑制し根を健全に保つため、すみやかな中干しを管理の基本とする。中干しは幼穂形成期までには終了し、茎数が確保できていない圃場では無理な中干しは避けること。具体的には、今後の情報を参考のこと(農作物技術情報第4号,6月29日発行予定)。
4 1か月予報(平成29年6月22日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側では平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みである。向こう1か月の平均気温は高いまたは平年並の確率がともに40%、降水量および日照時間は平年並の確率が40%と予報されている。
 

地帯別生育状況  品種別生育状況


▼地域区分

地域区分図
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平成29年6月15日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月第4半旬〜第6半旬の気温・日照時間とも平年を上回った。しかし、6月第1半旬には気温・日照時間とも平年を大きく下回り、その後も平年を下回って経過している(図1)。
2 県全体の生育は、草丈28.6pで平年より1.7cm短く、茎数は222本/uで平年より少ない(平年比84%)。葉数は6.3葉で平年より少ない(平年差-0.6葉)。(表1、2)
3 今後は、浅水管理を基本に目標茎数(400〜500 本/u程度,株あたり茎数20〜30本程度)の確保に努める。また、ワラの腐熟等により土壌の還元化が進むことから、目標茎数確保後は7〜10日間程度の中干しを行うことを管理の基本とする。
4 1か月予報(平成29年6月15日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側では平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みである。向こう1か月の平均気温は高い確率40%、降水量は平年並または少ない確率がともに40%、日照時間は平年並または多い確率が40%と予報されている。
5 中干しは幼穂形成期までには終了し、低温時に備えて深水管理の準備をする。具体的には、今後の情報を参考とすること(農作物技術情報第4号,6月29日発行予定)。
 

地帯別生育状況  品種別生育状況


▼地域区分

地域区分図
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○地帯別生育状況

★平年値は平成24年から28年までの5か年の平均値
地帯名
生      育      状      況
6月15日 6月23日  
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
北上川上流 H29 28.0 176 5.9 30.0 344 7.3      
平年 29.8 213 6.7 38.4 419 8.3      
北上川下流 H29 28.1 228 6.5 31.0 355 7.8      
平年 30.8 298 7.3 41.2 462 8.6      
東 部 H29 30.1 272 6.7 32.8 416 7.9      
平年 29.5 291 6.9 39.0 435 8.3      
北 部 H29 29.4 211 6.1 31.9 348 7.3      
平年 31.3 234 6.5 38.4 411 7.8      
全 県 H29 28.6 222 6.3 31.2 364 7.6      
平年 30.3 266 6.9
39.6
438 8.4      
表1
照会先:中央農業改良普及センター県域担当(TEL:0197-68-4435)
担当課:農林水産部県産米戦略室(TEL:019-629-5715)


○品種別生育状況

★平年値は平成24年から28年までの5か年の平均値
品種名
生      育      状      況
6月15日 6月23日  
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
いわてっこ H29 27.7 187 5.9 30.5 329 7.1      
平年 30.8 224 6.4 38.7 410 7.8      
あきたこまち H29 26.8 198 6.1 28.9 340 7.4      
平年 28.6 222 6.7 37.2 389 8.2      
銀河のしずく H29 32.0 194 6.1 34.7 309 7.4      
平年      
どんぴしゃり H29 29.0 273 6.5 32.0 440 7.7      
平年 30.6 346 7.3 41.6 493 8.6      
ひとめぼれ H29 29.4 247 6.7 31.9 389 8.0      
平年 29.8 302 7.3 40.1 474 8.7      
金色の風 H29 29.2 266 6.9 31.6 407 8.3      
平年      
表2
照会先:中央農業改良普及センター県域担当(TEL:0197-68-4435)
担当課:農林水産部県産米戦略室(TEL:019-629-5715)


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○田植えの状況

平成29年5月19日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月19日現在、県全体の田植え進捗率は62%である。直近3ヵ年と比べもっとも進みが遅いが、今後は好天が予想され、田植え準備も進んでいることから、適期内(5月15日〜25日)に田植え終期を迎えると見込んでいる。
2 地帯別の田植え進捗率は、北上川下流は76%であり田植え終期に近づいている。また、東部は52%で田植え盛期を迎え、北上川上流は37%、北部は7%で田植え始期に達していない。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

田植え直後は植え傷みにより苗の吸水力が低下するので、活着までは蒸散防止のためやや深めの水管理(葉先が2〜3cm水面から出る程度)とする。
  (2) 活着後は分げつ発生を促進するため2〜3cmの浅水とし、水温の上昇に努める。ただし気温が15℃以下の寒い日は、葉先が出る程度のやや深めの水管理とする(低温でも日照があり風のない日は、日中は浅水にして水温の上昇をはかる)。
  (3) 入水は気温と水温の温度差が少ない朝方や夕方に行い、日中は水を動かさないこと。
▼地域区分

地域区分図
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平成29年5月10日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月10日現在、県全体の田植え進捗率は11%である。
2 地帯別では、北上川下流が16%、東部が16%であり、H25〜27に比べると遅れているが、昨年と同程度の進捗である。北上川上流及び北部では5月13日頃から田植えが本格化してくる見込み。
3 耕起・代かき等の田植え前作業と田植え作業が順次行われており、田植えは概ね適期に行われると見込まれる。
4 栽培管理のポイント
 

(1)

田植えは、寒い日や風雨の日を避けてできるだけ暖かい日に行うこと。
※県内の田植え適期・・・・県南部:5月10日〜20日頃、その他の地域:5月15日〜25日頃
  (2) 田植え直後は、植え傷みにより苗の吸水力が低下するので、やや深めの水管理(葉先が2〜3cm水面から出る程度)とし、水温の確保に努めること。
  (3) 入水は、気温と水温の温度差が少ない朝方や夕方に行い、日中はなるべく水を動かさないこと。
  (4) 気温が15℃以下の時は、葉先が出る程度の深水管理とするが、低温でも日照があり風のない日は、日中は浅水にして水温の上昇をはかること。
▼地域区分

地域区分図
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