いわて純情米の栽培・生育状況

【いわて純情米の栽培】

平成28年の水稲栽培・生育概況
各農業改良普及センター調べ

○水稲の出穂状況

平成28年8月12日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 8月12日現在、県全体で95%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流90%、北上川下流96%、東部96%、北部95%である。
2 県全体の出穂始期(10%出穂)は8月3日頃、出穂盛期(50%出穂)は8月6日頃であり、出穂は平年並であった。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

開花終了後は間断潅がいを基本とする。早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30〜35日経過してから完全落水とする。
  (2) 東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月11日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が80%と予想されている。気温が高い日が続く場合(概ね日中30℃以上、夜間23℃以上)、高温による玄米品質の低下を回避するため、積極的な水の入れ替えにより地温の低下を図る(特に夜温の低下に努める)。用水の状況から可能な場合、掛け流しを行うことも有効である。
  (3) 斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「やや多」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を徹底すること。
  (4) 穂いもち病は基本防除を徹底するとともに、必要に応じて追加防除を実施すること。
  (5) 収穫時期が早まることが想定される。刈取時期に関する今後の情報に注意するとともに、コンバインや乾燥調製施設の清掃・整備は早めに行い、適期収穫できるよう準備すること。


▼地域区分

地域区分図
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平成28年8月5日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 8月5日現在、県全体で39%の水田で出穂したとみられる。
地帯別の出穂割合は、北上川上流33%、北上川下流41%、東部54%、北部29%である。
2 県全体の出穂始期(10%出穂)は8月3日頃と推定され、平年並の出穂と推定される。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

出穂・開花期間は最も水が必要な時期なので、田面が露出しないよう湛水状態で管理する。開花終了後は間断潅がいを基本とする。
  (2) 東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月4日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が60%と予想されている。気温が高い日が続く場合(概ね日中30℃以上、夜間23℃以上)、高温による玄米品質の低下を回避するため、積極的な水の入れ替えにより地温の低下を図る(特に夜温の低下に努める)。用水の状況から可能な場合、掛け流しを行うことも有効である。
  (3) 早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30〜35日経過してから完全落水とする。
  (4) 斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「やや多」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を徹底すること。
  (5) 穂いもち病は基本防除を徹底するとともに、必要に応じて追加防除を実施すること。


▼地域区分

地域区分図
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○水稲の生育状況

平成28年7月11日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 移植後、5月の気温は平年を上回って経過したが、6月第1半旬に低温となった。6月13日頃(平年差-1日)に梅雨入りした後、日照時間は平年を下回り、降水量は多かった。
2 県全体の生育は、草丈56.3pで平年より1.1cm短く、茎数は521本/uで平年よりやや少ない(平年比92%)。また、葉数は10.0葉で平年より0.4葉少ない。(表1、2)
3 目標茎数(20〜30本/株程度)は、各地ともほぼ確保されている。葉色の低下を確認したうえで、幼穂形成期を重点に窒素成分で2.0kg/10aを上限(どんぴしゃりのみ幼穂形成期に2.0kg/10aを基本)に追肥を行うよう指導している。
4 幼穂形成期に達している生育診断圃もいくつか見られているが、平年並〜やや遅れている状況である。
5 1か月予報(平成28年7月7日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側では、期間の前半は平年と同様に曇りや雨の日が多く、期間の後半は天気は周期的に変わり、平年に比べ晴れの日が少ないと予想されている。
また、異常天候早期警戒情報(平成28年7月11日発表,仙台管区気象台)が発表され、7月19日頃からの1週間は、気温が平年よりかなり低くなる(7日平均地域平年差−3.2℃以下の確率 が30%以上)と見込まれている。
 

地帯別生育状況  品種別生育状況


▼地域区分

地域区分図
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平成28年6月24日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 気温は6月第1半旬に低温となったが、移植後はおおむね平年並から平年を上回って経過している。6月第3半旬以降、日照時間は平年を下回り、第4半旬は降水量が多かった。
2 県全体の生育は、草丈39.2pで平年より0.9cm短く、茎数は399本/uで平年より少ない(平年比91%)。葉数は8.1葉で平年より0.5葉少なく、生育は平年より3〜4日程度遅れている。葉色の目安であるSPAD値は概ね平年より0.8低く、葉色は平年並である。(表1、2)
3 目標茎数(20〜30本/株程度)を確保した圃場では、土壌の還元化を抑制し根を健全に保つため、すみやかな中干しを管理の基本とする。茎数が確保できていない圃場では無理な中干しは避けること。また、中干しは幼穂形成期までには終了し、深水管理の準備に切り替えること。具体的には、今後の情報を参考のこと(農作物技術情報第4号,6月30日発行予定)。
4 1か月予報(平成28年6月23日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側では平年と同様に曇りや雨の日が多いと予想されている。向こう1か月の平均気温は平年並または高く、降水量は平年並または多い確率がともに40%、日照時間は平年並または少ない確率が40%と予想されている。
 

地帯別生育状況  品種別生育状況


▼地域区分

地域区分図
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平成28年6月15日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 6月第1半旬に低温となったが、移植後はおおむね気温・日照時間とも平年並から平年を上回って経過している。
2 県全体の生育は、草丈29.8pで平年より0.7cm短く、茎数は273本/uで平年よりやや多い(平年比105%)。葉数は7.0葉で平年並である(平年差-0.1葉)。(表1、2)
3 今後は、浅水管理を基本に目標茎数(400〜500 本/u程度,株あたり茎数20〜30本程度)の確保に努める。また、ワラの腐熟等により土壌の還元化が進むことから、目標茎数確保後は7〜10日間程度の中干しを行うことを管理の基本とする。
4 1か月予報(平成28年6月16日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側では平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みである。向こう1か月の平均気温は高い確率50%、降水量は平年並または多い確率がともに40%、日照時間は平年並の確率が40%と予報されている。
5 中干しは幼穂形成期までには終了し、深水管理の準備をする。具体的には、今後の情報を参考とすること(農作物技術情報第4号,6月30日発行予定)。
 

地帯別生育状況  品種別生育状況


▼地域区分

地域区分図
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○地帯別生育状況

★平年値は平成23年から27年までの5か年の平均値
地帯名
生      育      状      況
6月15日 6月24日 7月11日
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
北上川上流 H28 30.1 195 6.5 37.2 365 7.7 53.3 558 9.8
平年 29.6 195 6.6 38.0 404 8.3 55.4 594 10.2
北上川下流 H28 29.5 295 7.2 39.9 407 8.2 57.6 500 10.1
平年 30.8 284 7.3 41.2 456 8.8 58.6 558 10.5
東 部 H28 30.0 368 7.1 40.3 448 8.2 57.2 506 9.8
平年 29.6 266 6.8 38.5 421 8.2 56.5 494 9.9
北 部 H28 31.3 286 6.8 38.3 425 8.0 53.8 614 9.6
平年 30.5 226 6.5 37.6 408 7.9 53.1 585 9.7
全 県 H28 29.8 273 7.0 39.2 399 8.1 56.3 521 10.0
平年 30.5 258 7.1 40.1 440 8.6 57.4 566 10.4
表1
照会先:中央農業改良普及センター県域担当(TEL:0197-68-4435)
担当課:農林水産部県産米戦略室(TEL:019-629-5715)


○品種別生育状況

★平年値は平成23年から27年までの5か年の平均値
品種名
生      育      状      況
6月15日 6月24日 7月11日
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
いわてっこ H28 30.5 237 6.5 37.7 397 7.7 52.0 597 9.5
平年 30.5 209 6.3 38.1 400 7.8 53.0 592 9.6
あきたこまち H28 27.8 229 6.6 35.8 355 7.8 53.4 520 9.8
平年 28.5 208 6.6 36.7 383 8.2 55.1 533 10.1
銀河のしずく H28 34.0 310 6.9 42.3 427 8.0 61.0 500 9.7
平年
どんぴしゃり H28 29.8 327 7.4 40.8 415 8.3 60.6 435 10.2
平年 30.5 309 7.3 41.7 459 8.7 61.2 514 10.5
ひとめぼれ H28 30.3 326 7.4 41.5 434 8.6 57.6 514 10.3
平年 31.1 290 7.6 41.4 470 9.1 59.1 560 10.8
表2
照会先:中央農業改良普及センター県域担当(TEL:0197-68-4435)
担当課:農林水産部県産米戦略室(TEL:019-629-5715)


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○田植えの状況

平成28年5月20日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月20日現在、県全体の田植え進捗率は70%である。田植え盛期は5月17日頃と見込まれ、平年並みである。
2 地域別の田植え進捗率は、北上川下流では81%と田植え終期に近づいている。また、東部は73%、北上川上流は52%で田植え盛期を迎え、北部は10%で田植え始期を迎えている。
3 各地域とも順調に田植えが行われており、適期内(5月15日〜25日)には終期を迎えると見込まれる。
4 栽培管理のポイント
 

(1)

田植え直後は植え傷みにより苗の吸水力が低下するので、活着までは蒸散防止のためやや深めの水管理(葉先が2〜3cm水面から出る程度)とする。
  (2) 活着後は分げつ発生を促進するため2〜3cmの浅水とし、水温の上昇に努める。ただし気温が15℃以下の寒い日は、葉先が出る程度のやや深めの水管理とする(低温でも日照があり風のない日は、日中は浅水にして水温の上昇をはかる)。
  (3) 入水は気温と水温の温度差が少ない朝方や夕方に行い、日中は水を動かさないこと。
▼地域区分

地域区分図
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平成28年5月10日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月10日現在、県全体の田植え進捗率は12%である。
2 地帯別では、北上川下流が16%、東部が14%であり、過去4ヵ年と比較するとやや遅いペースである。北上川上流及び北部では5月14日頃から田植えが本格化してくる見込み。
3 耕起・代かき等の田植え前作業と田植え作業が順次行われており、田植えは概ね適期に行われると見込まれる。
4 栽培管理のポイント
 

(1)

田植えは、寒い日や風雨の日を避けてできるだけ暖かい日に行うこと。
※県内の田植え適期・・・・県南部:5月10日〜20日頃、その他の地域:5月15日〜25日頃
  (2) 田植え直後は、植え傷みにより苗の吸水力が低下するので、やや深めの水管理(葉先が2〜3cm水面から出る程度)とし、水温の確保に努めること。
  (3) 入水は、気温と水温の温度差が少ない朝方や夕方に行い、日中はなるべく水を動かさないこと。
  (4) 気温が15℃以下の時は、葉先が出る程度の深水管理とするが、低温でも日照があり風のない日は、日中は浅水にして水温の上昇をはかること。
▼地域区分

地域区分図
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